広告代理店の存在意義をご存知でしょうか?
存在意義にはいろいろありますが、その中の1つに与信管理があります。
例えば、Twitter広告。
Facebook広告は中小企業でも気軽に始められますが、twitter広告は簡単には始めることが出来ません。
twitter広告は総合広告代理店、インターネット広告代理店含め12社(半年前)と取引口座がなければ始めることが出来ません。
では、なぜtwitter社はそうしたのか?
それは、大手企業と違い中小企業はいつ会社がどうなるかわかりません。
Twitter社は、未払いとなることを未然に防ぐため(他の理由もあると思いますが)、大手12社を通してでなければ広告を出稿することを出来ないようにしました。
広告費を支払うからおかしいのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、メディア社もご飯を食べなければなりません。
よってメディア社の視点では、広告代理店との契約によりリスクを回避することができる=与信管理機能となります。
では、広告代理店のうまみは?
それは、メディアを独占できる点になります。
放送局と大手広告代理店の構図も同様になります。
最後に、話は変わりますが、いつも電話やメール、FAXなどで「広告出しませんか?」、「サイト作りませんか?」と営業があり、困っている方も多いのではないでしょうか。
では、このような広告代理店や制作会社が本当に信頼のおける会社がどうか、取引実績や売上規模以外の見極め方があることをご存知でしょうか?
ピンときた方もいらっしゃることと思いますが、そうです、大手広告代理店との取引口座があるか、ないかで見分けることができます。
大手広告代理店は与信管理機能でもあります。
よって、大手広告代理店との口座があることは、大手広告代理店の与信をクリアしていることになります。
もちろん、大手広告代理店は数年単位で取引先の見直しもしているので、今どうかを確認する必要があります。
もし気になる方は、今度「大手広告代理店と取引ありますか?」と聞かれてみてください。