昨年、アプリに特化した解析ツールを開発中のスタートアップ企業さんとの商談で渋谷ヒカリエへ。
その際、セブン&アイさん含めた大手企業各社のオムニチャネルをふまえた戦略に関する話を聴く機会をいただきました。
これまで大手各社はネット領域にそこまで本腰を入れてなかったと思います。
理由として、市場売上規模が数%、自社売上規模の数%、このような背景では、大手各社も本腰を入れるはずもありません。
ただこれからは大手各社も本腰を入れてネット領域にあらゆるリソースを投下してきます。
中小企業はこれからますます苦しくなると思われます。
そのような中、ターゲットは商品を買ってくれた方々と全方位をターゲットにしていては、人、モノ、カネ、全てで圧倒的不利な中小企業には活路はありません。
また昨今のベンチャーブームで新たなサービスも増えます。
思いもよらないところでユーザーと比較されていたという話は少なくはありません。
これまでの壁を越えたところで、企業間競争を繰り広げることになります。
自社の強みとは何か、改めて考え直すことが必要です。
テレビ局も数年前まではコンテンツを強みと捉えていました。
だから民放放映コンテンツ=ドラマなどをCS・BSなどで再放送したりしていました。
ただ今はコンテンツを作るノウハウが強みであると捉えています。
テレビ局の強みはコンテンツを作るノウハウ、わかりやすく申し上げれば生放送に全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
これはぽっと出のベンチャーでは出来ません。
強みを出すには、フォーカース&ディープ。
中小企業の活路は何かを捨てる覚悟ですね。
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