個人情報含む機密性の高い情報がGoogleの検索結果に表示されている場合、Googleへ削除申請が出来ます。

Googleが削除する情報の種別に関しては、下記になります。

削除対象

  • 国が発行する識別番号(マイナンバー)
  • 銀行口座番号
  • クレジットカード番号
  • 署名の画像
  • ヌードや露骨な性描写を含む画像

削除除外

  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号

法律に基づく削除

  • 児童の性的虐待画像
  • 法的に有効な削除リクエスト(デジタルミレニアム著作権法の規定を満たす著作権侵害通知など)を受けたコンテンツ

電話番号が削除対象になってないのは気になるところですが、削除リクエストをする人が本当に本人であるかの確証が持てない状態では二次的被害の発生も考えられるため、対象領域の範囲を狭めているものと思われます。

よって、Googleは削除リクエストを却下することがあります。

また、Googleへ削除リクエストをしても、インターネット上に上記の情報がアップされている状態であれば、一時的にGoogleの検索結果には表示されなくなりますが、完全に削除されている状態ではありません。

URLを直接入力する、Google以外の検索エンジン、ソーシャルメディアで共有されているなど、これらは表示されていまいます。

完全に削除するには、元データより削除する必要があります。

こればかりはGoogleもどうしようもありません。